ザッソレス(省管理雑草抑制型芝草)について

  • 雑草の発芽、成長を抑制するため、草刈を大幅低減できます。
  • 耐暑性・耐乾燥性・耐陰性に優れており、また耐塩性もあります。
  • 草高は10~20cmとなります。
  • 根が太く、最大で60cmまで深く伸び、土壌をしっかり保持する効果を持ちます。
  • グリーンの期間が野芝より長く、葉色が美しいため美観向上に寄与します。
  • 粗放管理地では定着後は維持管理がほとんど不要です。
  • 生態系に優しい(栄養繁殖型であり種子飛散の心配がありません)
  • 土壌pH4.2~8.5まで適応します。

概要

  • ターフ形成後の被覆状況は野芝をしのぐ密なものになります。
  • 記密度にあわせ、高いアレロパシー効果(※1)を持つため、自らの力で雑草を抑制する性質を持ちます。
  • 関東以南の平地部での採用を推奨します。

【施工時期】 施工にあたっては下記「施工における留意点」を守ってください。

  1. 施工は基本的に一年中可能です。
  2. 2月~3月上旬施工の場合は、芝の休眠期にあたるため、ザッソレスが芽吹くよりも前に雑草の発芽が始まることがあります。この対策として圃場(栽培畑)でシート養生を行い、促成で芽吹かせた芝を出荷して初期雑草の発生を抑制します。(促成出荷には準備が必要ですので、出荷の1ヶ月前までに事前指示をお願いします。)

【PH値について】実験ではPH4~9までは対応できることが確認されていますが、それ以上の場合は実証データがありませんので、調査が必要と思われます。

施工における留意点

  • 雑草や他の芝草が生育していた土壌は、張芝の2週間前に除草材を散布し、根を枯らした後、トラクターのローター等(法面等は手作業)で攪拌します。床土に雑草や宿根草の根が入っている場合は、ザッソレスの抑制効果が限定されてしまう可能性がありますので、除草は確実に行なってください。
  • 礫混じりの土壌においても施工可能ですが、夏の高温や渇水により礫が熱を持ち、根焼けを起こす可能性がありますので、石の除去は必ず行なってください。
  • 芝張りする基面の土壌には、施肥は必要としません。張芝後も肥料の必要は無く、施肥は雑草の発生を助長しますので避けたほうがよいです。
  • 張芝は、全面ベタ張りで隙間なく施工してください。目地張りをすると目地の部分から初期の段階で雑草が植生する恐れがあります。
  • 目土を散布する場合、目土に含まれる雑草の種子の発芽が懸念されるため、雑草の種子の混入の恐れのない洗い土または除塩砂を使用してください。
  • 張芝後の活着を促進させるために、施工1~2週間前後の期間は床土の乾燥を防ぐ目的で散水を行なってください。
  • 年度末時期に施工した場合は、活着までに3ヶ月程度を要します。

維持管理について

  • 張芝施工後、初年度に2回(梅雨前後と11月前後)または初年度と2年度に各1回の草刈を行なってください。宿根系の雑草が発生した場合には雑草を伐根することが望ましいです。

寸法 (以下の2種類が主なサイズです)

  • 大判ソッド : 30cm×37.1cm   9枚/1㎡
  • ロール   : 135cm×37.1cm   2枚/1㎡

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用語集(文中※印部分の解説)

※1 アレロパシー効果

他感作用といわれ、それ自身が持つ物理特性や植物や微生物が放出する化学物質によって、他の植物が何らかの作用を受ける現象をいいます。

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